新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、健康観察の一助となるべく、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)アプリ『健康日記』上にて、 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が疑われる場合のチェック項目を各自が登録し、管理できる 前身となる一連のシステムを 有志一同で開発し、2020年3月4日より無償提供を行ってきました。 これまで保健所や大学をはじめ、600団体・3万名(2020年7月時点)にダウンロードいただくなど、多くのみなさまにご利用いただいています。
テレビや新聞などメディアにも多く取り上げられ、 活動を通して得られた知見をまとめた論文が、査読付きの医学ジャーナル『JMIR mHealth and uHealth』に採択されました。
この度、いただいた現場の声や健康観察ノウハウを基に、国の基準に則った団体メンバーの健康管理をアプリでカンタンに行うことができるサービス 『らくらく健康観察』をリリースしました。日々の健康観察が必要な方々の助けになれば望外の幸せです。
2018年10月
京都大学 産官学連携本部 出資事業支援部門
第4回インキュベーションプログラムに採択
- 2018年10月~2020年9月の2年間にわたり 京都大学 産官学連携本部 出資事業支援部門の第4回インキュベーションプログラム株式会社ヘルステック研究所と京都大学環境安全保健機構附属健康科学センターが採択された。 プロジェクト名は「生涯型パーソナルレコードサービス(サービス名「健康データバンク」)の開発」。研究成果を『健康日記』アプリへ反映させてきた。
2019年7月
個人で健康管理ができる生涯PHRアプリ『健康日記』ベータ版を開発
- 大学健康診断結果Web閲覧システム『CAMPUS 健診ビューワー』の発展形として、 入学前や卒業後も含めた生涯に渡って活用できる生涯PHRアプリ『健康日記』(旧・健康手帳)のベータ版を2019年7月に完成させた。 健康診断結果や、血圧、体重などの健康情報の管理機能を有する。
2020年3月
『健康日記』アプリに新型コロナウイルス感染症における健康観察機能を追加
- 国内で感染が拡大中の新型コロナウイルス感染症の健康観察の一助となるべく、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)アプリ「健康日記」上にて、 新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が疑われる場合のチェック項目を各自が登録し、管理できる 前身となる一連のシステムを 有志一同で開発し、2020年3月4日より無償提供を開始した。
- 『健康日記』アプリは、実証実験用のβ版であったが、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、皆様の日々の健康観察に役立てていただこうと、急きょリリースした。
2020年3月
厚生労働省から各都道府県に『健康日記』アプリと一連のツールが紹介された
- 和歌山市保健所での導入実績を受け、厚生労働省の保健所対策班から各都道府県の都道府県薬務主管部(局)に向けて、 健康フォローアップの業務負担軽減に役立つITツールとして「健康日記」アプリと「集計EXCELマクロ」ツールが紹介された。
2020年4月-5月
『健康日記』アプリおよび一連のシステムに大きな反響
- リリース翌々日には 和歌山市保健所より問い合わせをいただき、市内で発生した約100名からなるクラスターに対しての健康観察に活用された。 現場からの声を聞きながら、随時改善を重ねている。
- その後、各所に積極的な発信を行った結果、 テレビや新聞などメディアにも多く取り上げられ 、大学や民間企業を含めて大きな反響を得た。
2020年6月
団体で個々人の健康観察ができるクラウドサービス『らくらく健康観察』の開発
- これまでに寄せられた現場の声や健康観察ノウハウを基に『らくらく健康観察』の開発に着手
2020年7月
一連の活動をまとめた論文が医学ジャーナル『JMIR mHealth and uHealth』に採択
- これまでの活動を通して得られた知見をまとめた、和歌⼭県⽴医科⼤学の⼭本景⼀先生らによる 論文が査読付きの医学ジャーナル『JMIR mHealth and uHealth』に採択された
2020年7月
団体で健康観察ができるクラウドサービス『らくらく健康観察』をローンチ
- 国の基準に則った団体メンバーの健康管理をアプリでカンタンに行うことができるサービス『らくらく健康観察』をローンチ
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